モデルを骨組構造物に限定することで、 一般的な有限要素法構造解析ソフトに比べ、 大幅な低価格化を実現しました。
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トラス・ラーメン構造などの骨組みやフレーム要素で構成される実際の構造物に合わせてモデリングを行い、 変位やモーメント、応力などの強度を計算する事ができる「フレーム構造計算」。
ウィザード形式のモデリング機能や、基礎などのよく使う構造をテンプレート化しておくことも可能で、 大きく複雑な構造であっても効率よくモデリングすることが可能です。計算結果は、数値と画像、アニメーションなどで一目で分かる利便性を備えます。
これまで、経験や手計算に頼っていた方が初めて使用する構造解析ソフトウェアとしておすすめです。大幅な業務効率の改善が見込めるでしょう。
※「フレーム構造解析 2D」では3Dの構造物を取り扱うことができません。
”フレーム構造計算機能”について もっと詳しく見る従来、動解析は静解析に比べて手軽にできる計算ではありませんでしたが、 CADTOOLフレーム構造解析11の動解析では、3次元のフレーム構造について振動モード解析と振動応答解析の二つの動解析が、 計算時間はかかりますが静解析と同じくらい簡単にできるようになり、減衰係数を設定しての減衰振動の解析もできます。
構造物特有の振動モード(変形のパターン)と固有振動数を計算
荷重条件に関係ない構造物特有の振動モード(変形のパターン)と固有振動数、 固有周期が固有振動数の低い方から1次、2次、3次・・・最大10次まで求めることができます。 また、減衰振動の解析に利用できる臨界減衰係数を求めることができます。
最大10次の振動モードを求めることができます。
”振動モード解析”について もっと詳しく見る時間的変化が伴う外力がかかったときの構造物の変形を求める
構造物に外力がかかった瞬間からの構造物が変形し始める様子を微少時間毎に求めることができ、 外力が開放された後で構造物が振動する様子も求めることができます。
節点を切り替えて、各節点の時間ごとの変位が一目でわかります。
”振動応答解析”について もっと詳しく見る減衰振動解析における減衰係数の設定に威力を発揮する
どちらのモードでも減衰係数を設定して減衰振動の解析ができます。 しかし、構造物となると実験も難しく、新規の構造物全体で発生する減衰力は簡単には分かりません。 そこで※臨界減衰係数 を計算し、その値と建築系で使用される減衰比をつかって減衰係数を算出することができます。
※構造物が振動しなくなる減衰係数
ワンクリックで簡単に
臨海減衰係数を求めることができます。
※動解析機能は「フレーム構造解析 3D動解析」でのみ使用できます。
「連続ばり」が可能:フリーのソフトや手計算とはここが違う
片持ばり、両端支持ばりなど、はりの計算に特化した計算モジュールです。
「片持ちばり」や「両端支持ばり」の様な 「単純ばり」だけでなく、手計算が面倒な複数の支持条件を持つ「連続ばり」の 計算にも対応しています。 さらに一つのはりに対し、複数の荷重条件や異なる材料、材質の設定が出来るため、実際のはりの構造に合わせた計算が可能なのが大きな特徴です。 また、一般的な材料や材質もライブラリとして標準装備しているので、導入後にすぐにお使いいただけます。
イメージ表示で視覚的に判断できます。
”はりのたわみ計算”について もっと詳しく見るサンブナンのねじり定数計算にも対応
鋼材の断面形状を元に、断面2次モーメントや断面係数、 断面2次半径などが求められる断面性能計算モジュールです。 計算した結果を、フレーム構造計算(立体/平面)や、はりのたわみ計算モジュールで利用する事ができます。
さらに、ねじりを考慮したサンブナンのねじり定数にも対応しています。 CADTOOLフレーム構造解析の断面性能計算は有限要素法でねじり解析を行うことにより、 任意の断面形状について有効断面2次極モーメントと有効極断面係数が自動で求められます。
有限要素法で任意の断面の
ねじり解析を行えます。
手計算では困難だった任意断面のねじり強度に関係する
有効断面2次極モーメントと有効極断面係数も簡単に求める事ができます。