第一種圧力容器対応の強度計算機能です
「円筒胴」「鏡板」の展開図、断面図作成と共に、設計段階での圧力容器板厚計算時において、目安となる最高使用圧力が計算出来ます。
簡単操作ですぐに - 各種図面の作成 -
CADTOOL板金展開では、第一種圧力容器の「胴」「鏡板」の図面を作成出来ます。「胴」は展開図、断面図、平面図を作図でき、「鏡板」が断面図のみ作図出来ます。これらの操作も板取り展開図のときと同様、コマンドを選んで寸法入力するだけで簡単に行うことができます。
圧力容器板厚計算時の目安に - 最高使用圧力計算 -
断面図や展開図作成で入力された寸法データ(内径、板厚など)に、材質、入力された継手の効率、腐れしろの設計データを入力することで、最高使用圧力が計算出来ます。結果はMpaとkgf/cm^2の単位で表示されます。
※計算出来る圧力容器には一定の条件があります。こちらをお読みください。
第一種圧力容器とは以下のものをいいます。
鏡板では、皿形鏡板、半だ円鏡板、全半球鏡板の断面図の作図が出来ます。
断面図や展開図作成で入力された寸法データ(内径、板厚など)に、材質、入力された継手の効率、腐れしろの設計データを入力することで、最高使用圧力が計算出来ます。結果はMpaとkgf/cm^2の単位で表示されます。
計算のための補助機能として、リファレンスとして使用出来る「計算式表示」機能と、材質の入力の際に調べる手間を軽減させる「標準材質ライブラリ」が用意されています。
※計算出来る圧力容器には一定の条件があります。こちらをお読みください。
最高使用圧力の計算するのに使用した計算式を表示させることが出来ます。 リファレンスとして使用出来ます。
冷間圧延鋼板 | SPCC |
ボイラおよび圧力容器用炭素鋼 | SB410(SB42) |
SB450(SB46) | |
溶接構造用圧延鋼板 | SM400A(SM41A) |
SM490A(SM50A) | |
SM520A(SM53B) |
一般的な材質についてはライブラリとして標準装備していますので、ここから材質を選択するだけで入力を行えます。また許容応力を数値入力することで、任意の材質で計算することも可能です。
このライブラリには、ユーザ任意の材質を追加することも出来ますので、お客様の業務にあったライブラリをカスタマイズ出来ます。
計算書では円筒胴の場合は胴の展開図、鏡板の場合は断面図と圧力容器強度計算の計算式と計算結果が印刷されます。
DXFの出力はもちろん、AutoCAD、図脳2D CAD、CADSUPER、EasyDraw、BELL DESIGNと連携してCADに直接作図し、CADへ取り込む手間を省きます。