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リンク機構の計算ソフト | CADTOOL メカニカル

リンク機構の計算

リンク機構は簡単なクランプから油圧を使ったリフターなど多岐にわたります。 「リンク機構の計算」では、CAD上での評価・検証の面倒な、リンク機構の動作(リンクモーション)を画面上でシミュレーションする事ができる便利な(機能orソフト)です。

リンク機構のシュミレーションが簡単に行えます

■操作は簡単

リンク機構のシュミレーションが簡単に行えます

少しコツを掴めば、意外と簡単にシュミレーションが行えます。

  • 形状はDXFファイルから読み込めます。
    (各リンク要素を異なるレイヤ(画層)で作図しておきます。リンクの節点には、DXFに“点”を配置しておくことで自動認識します。)
  • ダイアログ上で、軌跡や速度、加速度を表示する節点を指定します。
  • 駆動部の設定を行います。 駆動部が複数あっても問題ありません。駆動部には、シリンダの様な伸縮運動、モータの様な回転運動を指示します。
    (ステップ1~20では、Aの駆動部を動かし、次のステップ21~25ではBの駆動部の動かす...の様に、連続した運動を定義できます。)
  • 後は「計算実行」するだけです。

計算結果は、画面上での動きのシュミレーションや主要ポイントの軌跡表示や速度・加速度の確認、シュミレーション結果をDXFファイルに書き出すことで更に活用も可能です。 再度CADに取り込めば、可動範囲から、他の部品との干渉チェックも容易に行えます。

■回転運動の例:ワイパー

リンク機構のシュミレーションが簡単に行えます

動きの中での、相互干渉チェックが視覚的に行えます。

■スライド機構の例

リンク機構のシュミレーションが簡単に行えます

■シュミレーション結果

リンク機構のシュミレーション結果の例:指示した箇所の軌跡表示や、速度、加速度のベクトル表示も可能です。

主要ポイントを指示しておくことで、軌跡の表示や速度・加速度の確認が可能です。

ショベル先端部の軌跡、速度と加速度はベクトルで図示します。

計算結果のEXCEL出力や印刷、テキスト出力などでは、指定の節点座標(軌跡)や、ステップ毎の速度、加速度情報を記録できます。

■CADへの出力

DXF出力は、CADにシュミレーション結果を渡すことが可能です。

■仕様

最大リンク要素数 21
最大節点数 2000
最大駆動条件数 500
DXF読み込み 対応する図形要素……線分・円・円弧・点
最大図形要素数………3000